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さんま(秋刀魚)・・・Pacific saury

焼いているときの臭いで秋だな〜と思っていたけど、冷凍物が多く入って季節を余り感じなくなったサンマが今回のお題です。
 成分表の記述にあたり、科学技術庁
 資源調査会編(五訂日本食品標準
 成分表)より引用いたしました。
100g当たり
 エネルギー(kcal)
310
 蛋白質(g)
18.5
 脂質(g)
24.6
 糖質(g)
0.1
 コレステロール(mg)
66
 ナイアシン(mg)
7.0
 リン(mg)
180
 亜鉛(mg)
0.8
 ビタミンB12(mg)
17.7
 カリウム(mg)
200
 カルシウム(mg)
32
サンマ科の青魚です。幼魚が黒潮に乗って動物性プランクトンを食べて北上ていきます。脂ののりは秋にピークになります。
なので太平洋側で取れるサンマは脂がのっています。
反対に南下するにつれ脂は落ちていくので日本海側のサンマはさっぱりとしています。
青魚に多く含まれるDHA・EPA(血液中のコレステロール濃度を低下させる働きがあり、動脈硬化の原因となる血栓の形成を防ぐ。)
はもちろんのこと他にも、
ビタミンA(細菌などの抵抗力UP作用)
ビタミンB12(造血作用があるので貧血に効果があります。)
ビタミンE(抗酸化作用)などのミネラル成分も多く含まれています。
効率の良い蛋白質も摂取する事ができます。
冷凍のサンマと旬のサンマの見分け方は、口の先と尾の付け根が黄色のサンマです。
旬のサンマを選ぶコツは、全体的に光沢があり腹部がしっかりしていて張りのあるもの。頭の付け根を押して硬いほうが鮮度がいいです。
  「秋刀魚」の字が使われるようになったのは明治末からで「秋に取れる刀のような姿」からついて、明治以前は「三馬」、「狭直魚」などとかかれていました。やっぱり「秋刀魚」の方がサンマらしいなと思うのは私だけでしょうか?
焼き魚と大根おろしの組み合わせは、味がさっぱりするだけでなく大根に含まれる酵素のアミラーゼが、オコゲに含まれる発ガン物質を分解する作用があるので、理にかなっています。
消化促進作用もあるので体にいい組み合わせです。
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イセエビ(伊勢海老)・・・Spiny lobster

お祝い事に欠かせないエビの王様のイセエビが今回のお題です。
 
 成分表の記述にあたり、科学技術庁
 資源調査会編(五訂日本食品標準
 成分表)より引用いたしました。
100g当たり
 エネルギー(kcal)
92
 蛋白質(g)
20.9
 脂質(g)
0.4
 糖質(g)
0.0
 コレステロール(mg)
93
 ナイアシン(mg)
2.1
 リン(mg)
330
 亜鉛(mg)
1.8
 ビタミンB12(mg)
0.3
 カリウム(mg)
400
 カルシウム(mg)
37
  関東以南の太平洋側から韓国、台湾までの浅海に生息しているイセエビです。貝類やウニを捕食しますが天敵はタコだそうです。
(吸盤にしっかりと捕まえられ消化液で溶かされて食べられてしまうそうです。)15cmの大きさになるのに2〜3年もかかります。
高価なエビの代表でもあり輸入物の増加で旬がわかりにくいエビでもあります。
 
  イセエビだけではないですがエビ類の身はプリプリとして甘味がありますね。身は筋肉でアミノ酸を多く含んでいます。冬場ではグリシン、夏場ではベタインの含有量が多くなり甘味が増えます。
栄養ドリンクにも入っている含硫アミノ酸のタウリンもあり、コレステロールを抑え、肝臓の機能を守ってくれる働きや血糖値を低下させる作用があります。
(魚介類のなかで一番多く含んでいるのはサザエなんですけどね。)

 
甲殻類の殻には動物性食物繊維のキチンがあり、キトサンはキチンが化学変化したものです。
血中コレステロール低下作用があります。
(イセエビの殻は食べようと思っても難しい・・・他のエビならバリバリ食べれますね。)
茹でたり焼いたりすると赤くなりますが、アスタキサンチンという物質(カロテン系の色素で抗酸化物質)でこれも血中コレステロールを下げる作用があります。
名前の由来は伊勢地方で多く取れたからとか威勢がいいから「イセエビ」なんだとか。
刺身だと大きなエビでも可食部が少ないので、やはり味噌汁にしてお出汁と身を楽しみたい物です。
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サケ(鮭・C)・・・Salmon
 
骨以外は捨てることがなく食べる事ができる魚の代表、サケが今回のお題です。
 
 成分表の記述にあたり、科学技術庁
 資源調査会編(五訂日本食品標準
 成分表)より引用いたしました。
100g当たり
新巻・生
塩ざけ・切身
 エネルギー(kcal)
154
199
 蛋白質(g)
22.8
22.4
 脂質(g)
6.1
11.1
 糖質(g)
0.1
0.1
 コレステロール(mg)
70
64
 ナイアシン(mg)
6.2
7.1
 リン(mg)
230
270
 亜鉛(mg)
0.4
0.4
 ビタミンB12(mg)
6.0
6.9
 カリウム(mg)
380
320
 カルシウム(mg)
28
16
 ビタミンD(μg)
21
23
  サケ目サケ科で川で生まれて海に出て産卵の為に生まれた川に戻ってくる魚です。(この習性を母川回帰性といいます。)一般的にサケといえば「シロサケ」「ギンサケ」を指します。産卵期に表面が赤くなり身の赤身が強い「紅サケ」や海外に多いキングサーモン・アトランティックサーモンなど沢山の種類がいます。
今は脂のノリがいいサケを好まれる傾向にあるので、ギンサケやキングサーモンは人気があります。
 
  サケの身のピンク色はイセエビの項で紹介したカロテン系色素のアスタキサンチンで身に含まれているので可食することができます。
(身に含まれているのはサケ・マス類だけです。)
マグロの赤身はミオグロビンなので加熱すると色が変化しますが、サケの場合アスタキサンチンはきれいなピンク色のままです。
 
  サケは良質な蛋白質・ビタミン類が豊富です。蛋白質は牛肉・豚肉にも劣らなくしかも低カロリー。皮には体の形成、機能の正常化に必要なコラーゲンを多く含みます。(お肌の老化防止に役立つ)ビタミンB群は生活習慣病に効果があり、ビタミンDはカルシウムの吸収率をUP、ビタミンEは抗酸化作用・血液循環によいです。加工(加熱)しても栄養が損なわれにくいのも特徴です。
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   生活習慣病は何年か前まで成人病と呼ばれていました。高脂血症、糖尿病、高血圧はもちろんの
   こと、悪性腫瘍、脳卒中、肝臓病、腎臓病、骨粗しょう症なども生活習慣病に入ります。

   中高年者に多かったこれらの疾患が子供にも見られるようになったことで呼び方が変わりました。
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ビタミンB群の吸収率を上げるにはアリシン=玉ねぎやニンニクに含まれる物質と一緒にとることです。(アリシンについてはニンニクの項を参照)
切身でよく店頭に並んでいるサケですが、よいサケを選ぶコツはピンク色(サーモンピンク)の身に白い脂肪がスジ状に入り表面が水っぽくない。皮が銀色に光っているものです。腹身の内側が黄色く変色しているものは避けましょう。
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まさば(真鯖)・・・mackerel
塩焼に、煮付けに美味しいサバが今回のお題です。

マサバの旬は9月〜11月で、産卵を終えた時期になるので、冬に備えてエサを蓄えている時期でもあり、大変脂のノリが良くなっています。
それに比べゴマサバはもともと脂質が少ないので一年を通して余り味に変化がないのでマサバの味が落ちる春から夏に掛けて重宝されています。

サバにはヒシチジンという物質が多く含まれ、これは時間の経過と共にヒスタミンに変化していきます。このヒスタミンがアレルギーの原因になり、また生臭みの成分でもあります。調理の際には臭い消しに香辛料を使うといいですよ!
内臓の酸素活性性が強く、鮮度落ちが非常に早いので、用途に応じて手早く下ごしらえをしましょう。

サバにはコレステロールの増加を予防・減少させるEPA(エイコサペンタデイエンサン)、脳の働きを活発化させるDHA(ドコサヘキサエンサン)が含まれており、生活習慣病を防ぐ魚と言われています。

一年を通していつでも食べられるお魚ではありますが、やはり旬の秋サバをいただきたいものですね!

 成分表の記述にあたり、科学技術庁
 資源調査会編(五訂日本食品標準
 成分表)より引用いたしました。
100g当たり
 エネルギー(kcal)
202
 蛋白質(g)
20.7
 脂質(g)
12.1
 コレステロール(mg)
64
 ナイアシン(mg)
10.4
 リン(mg)
230
 亜鉛(mg)
1
 ビタミンB12(mg)
10.6
 カリウム(mg)
320
 カルシウム(mg)
9
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かき(牡蛎)・・・oyster

10月1日がカキ販売の解禁日になります。それから約5カ月間、桜の花の咲く頃まで楽しめます。流通しているもののほとんどが養殖です。産地は広島、宮城、岩手ですが、主に三陸産、広島産と分けます。

ヨーロッパでは「海のミルク」・日本では「海の玄米」などと呼ばれており、体力増強・滋養強壮食品と言われています。健康維持に有効なタウリン、効率的エネルギー源であるグリコーゲンや各種のビタミンなどの栄養素をバランス良く含んでいます。


おいしい牡蛎の見分け方は、

  • 殻付きの場合は殻の幅が広く、持って重みがあるもの。
  • 殻がきちんと閉じている事。
  • 剥き身の物は、当然出荷日の新しい事。
  • カキ自体に透明感がある事。
  • 身がころっとしていてつやがあり、弾力にとんでいる。
  • 黒い縁の部分と乳白色の身の部分の境目がはっきりしている。
  • 貝柱がしっかりしている。


 成分表の記述にあたり、科学技術庁
 資源調査会編(五訂日本食品標準
 成分表)より引用いたしました。
100g当たり
養殖/生
 エネルギー(kcal)
60
 蛋白質(g)
6.6
 脂質(g)
1.4
 コレステロール(mg)
51
 ナイアシン(mg)
1.4
 リン(mg)
100
 亜鉛(mg)
13.2
 ビタミンB12(mg)
28.1
 カリウム(mg)
190
 カルシウム(mg)
88
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ほたて(帆立)・・・scallop
ホタテ貝は、10月から5月頃までに捕れる貝ですが、養殖技術が進み今では、ほぼ一年中が旬と言えます。そもそも、“帆立貝”の名前の由来は、焼いて開いた時の貝殻の形が帆船を思わせることから、「帆立貝」と呼ばれるようになりました。

ホタテには、多くのプロテイン、ビタミンB、タウリンが含まれています。そのため、低脂肪で消化によく、動脈硬化を予防、神経や心臓、目や脳の発達を助ける働きがあります。また体内のコレステロールを取り除き、血圧を下げるなど、さまざまな体にとって良い条件を備えています。

貝柱がオレンジ色がかったものがあります。こちらの方がなぜか味が濃くおいしいです。”当たり” ということですね。貝柱だけを買う時に、オレンジ色がかったものが混ざっているパックがあったら買って 食べ比べてみてください。  
 成分表の記述にあたり、科学技術庁
 資源調査会編(五訂日本食品標準
 成分表)より引用いたしました。
100g当たり
 エネルギー(kcal)
72
 蛋白質(g)
13.5
 脂質(g)
0.9
 コレステロール(mg)
33
 ナイアシン(mg)
1.7
 リン(mg)
210
 亜鉛(mg)
2.7
 ビタミンB12(mg)
11.4
 カリウム(mg)
310
 カルシウム(mg)
22
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かます・・・barracuda
 成分表の記述にあたり、科学技術庁
 資源調査会編(五訂日本食品標準
 成分表)より引用いたしました。
100g当たり
 エネルギー(kcal)
148
 蛋白質(g)
18.9
 脂質(g)
7.2
 コレステロール(mg)
58
 ナイアシン(mg)
4.5
 リン(mg)
140
 亜鉛(mg)
0.5
 ビタミンB12(mg)
2.3
 カリウム(mg)
320
 カルシウム(mg)
41

  

かますに含まれる栄養素の特徴は、「1、カルシウムが豊富なこと」「2、カリウムが豊富なこと」です。魚介類でカルシウムが多く含まれるのは、“いわし”など小魚が知られていますが、かますにも多く含まれています。

カルシウムは、そのほとんどは骨や歯の組織形成のために使われるのですが、そのほか神経伝達に関わったり、血液の凝固などに働くことが認められています。秋から冬とまた季節の変わり目では、環境に体が対応できずに、なんとなく落ち着かない…、イライラしてしまう、といったことも往々にしてあります。そんなときは、かます料理がぴったりかもしれません。

また、カリウムは血圧が高い人は、とくにとっておきたいミネラルです。とくに高血圧の諸症状として多い頭痛、耳鳴り、めまいなどが気になる方は、予防の意味をこめて、摂取なさるとよいでしょう。

おいしいかますの見分け方は、ほとんどの魚介類は大きさによって味が変わってきますが、通常は中型のものが一番おいしく、 大きくなりすぎると身が固くなったり大味になったりします。しかしカマスは例外で、 大型のものの方が脂がのって身も締まり、おいしくなってきます。また、同じ長さなら太っている物を選びましょう。 ただし、大型は輸入物が多くなってきています。


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