たまねぎ(玉葱) 英語名・・・Onion

 たまねぎの球の太りは日の長さと深くかかわっています。いい球をたくさんとるために、それぞれの地域に向く品種改良が行われてきました。
 北海道では冬の寒さを避け、春に種をまき、日の長い夏に太らせて秋に収穫する品種が栽培されています。
 府県産の主産地では秋まきで、比較的日が短い春から太る早生や中生の品種が栽培されています。

 原産地は中央アジアとも、地中海沿岸ともいわれます。
古代エジプトで栽培され、ギリシャでは紀元前10世紀、ローマでは紀元前5世紀に栽培されていました。
 旧約聖書や千夜一夜物語にも食べたり精力剤にする話がいくつか出てきます。
 ただしヨーロッパ一帯に広まったのは、16世紀からです。

  硫化アリルはビタミンB1の吸収をよくする働きがあります。米食中心でビタミンB1の不足しがちが日本人には欠かせない野菜といえます。

 成分表の記述にあたり、
 科学技術庁資源調査会編
 (五訂日本食品標準成分表)より
 引用いたしました。
100g当り
りん茎・生
りん茎・ゆで
エネルギー(kcal)
37
31
蛋白質(g)
1
0.8
脂質(g)
0.1
0.1
糖質(g)
8.8
7.3
食物繊維(mg)
1.6
1.7
カロテン(μmg)
0
0
カリウム(mg)
150
110
カルシウム(mg)
21
18
ビタミンC(mg)
8
5
   

クレソン 英語名・・・Watercress

 クレソンは日本名は水からし。オランダガラシとも 呼ばれています。特有の辛味が特徴です。クレソンは繁殖力が強いパワフルな野菜です。

 ピリッと辛みのあるクレソン。この成分はシニグリンといい、食欲を増進させる効果がある成分です。肉料理の代表の ビ−フステ−キやロ−ストビ−フにクレソンがよく添えられてきます。

 クレソンは、気になる口臭を和らげます。外食料理のサラダにも よく利用されていますので、食事の最後に食べますとお口をさわやかにできるエチケット野菜です。

 成分表の記述にあたり、
 科学技術庁資源調査会編
 (五訂日本食品標準成分表)より
 引用いたしました。
100g当り
茎葉・生
エネルギー(kcal)
15
蛋白質(g)
2.1
脂質(g)
0.1
糖質(g)
2.5
食物繊維(mg)
2.5
カロテン(μmg)
2700
カリウム(mg)
330
カルシウム(mg)
110
ビタミンC(mg)
26
   

うど(独活) 英語名・・・udo

 ウコギ科の多年草で、数少ない日本原産の野菜。だから英名も「udo」なんですね。漢字では「独活」とか「土当帰」と書きます。

 古くは平安時代の「延喜式」にも出てくるうどは、高貴な宮人が食していたと言われています。
栽培されるようになった時期については諸説がありますが、立川市では戦後の食糧難が一段落した後、かつての養蚕農家などが力をいれるようになりました。
立川は粘土質の関東ローム層が他の地域より厚く、うどを育てるために使う室(むろ)をつくるのに適していたため、生産する農家が増えたといわれています。

 年間を通じて栽培が可能ですが、出荷の最盛期は12月〜3月。6月〜10月は夏うどの旬になります。

 ビタミンB1・B2・C、アミノ酸をたくさん含んでいる低カロリー野菜です。江戸時代の「和漢三才図会」には、「通風を治し、中風、湿冷、逆気、皮ふのかゆみ、手足のひきつるのを治す」と記されています。

 成分表の記述にあたり、
 科学技術庁資源調査会編
 (五訂日本食品標準成分表)より
 引用いたしました。
100g当り
茎・生
エネルギー(kcal)
18
蛋白質(g)
0.8
脂質(g)
0.1
糖質(g)
4.3
食物繊維(mg)
1.4
カロテン(μmg)
0
カリウム(mg)
220
カルシウム(mg)
7
ビタミンC(mg)
4